「世界に貢献するメイドインチャイナ!」=初のイメージCMが海外でオンエア、内外で話題に―中国

Record China    2009年12月7日(月) 16時20分

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23日、米・CNNなどが放映を開始した中国製品のイメージCMが、各国で物議を醸している。国家に関するイメージCMの海外放映は中国にとって初の試み。写真は中国大手家電メーカーの生産工場。

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2009年11月23日、米・CNNなどが放映を開始した中国製品のイメージCMが、各国で物議を醸している。国家に関するイメージCMの海外放映は中国にとって初の試み。1日付で環球時報が伝えた。

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中国商務部が中国設備機械電化製品輸出入商会(CCCME)・中国軽工業工芸製品輸出入商会(CCCLA)・中国紡績製品輸出入商会(CCCT)・中国商務広告協会(CAAC)の4機関に委託して制作した全30秒のテレビCM。テーマは「メイドインチャイナ」で、世界中に中国製品のないところはない、というアピールとともに、同国製品が世界各国と手を取り合い、世界の消費者に高品質な製品を提供するとのメッセージが込められている。

環球時報が中国国内で行った調査では、このCMに対し、64%が「中国製品のイメージアップに効果的」と考えている。なお、海外メディアもこぞってこのニュースを伝えており、英デイリー・テレグラフ(電子版)には、「中国製品を色眼鏡で見るのはもうやめよう。近く報じられた中国製品のリコール事件も、そもそもは外国企業の委託生産現場で発生した事故であり、製品設計と生産管理を担当していたのは依頼メーカー側なのだから(中国の責任ではない)」という読者の声も寄せられた。

清華大学米中関係研究センターの周世倹(ジョウ・シージエン)氏は、「広告自体は確かに全世界市場へのアピール効果を持っているだろう。しかし中国企業自身のイノベーション力は脆弱で、欧米に追随することでしか中国製品をつくりだすことができない」と指摘している。(翻訳・編集/愛玉)

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