奨学金定員2万人に拡大へ、アジア最大の留学生受け入れ国目指す―中国

Record China    2009年12月8日(火) 6時50分

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6日、中国政府は2010年に世界各国へ向けた奨学金の定員数を今年よりも2000人増やし、定員2万人になることがわかった。写真は湖北省の大学で学ぶネパールからの留学生。

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2009年12月6日、中国教育部の袁貴仁(ユエン・グイレン)部長はこのほど、中国は2010年に世界各国へ向けた奨学金の定員数を今年よりも2000人増やし、定員2万人になることを明かした。中国広播網が伝えた。

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現在中国へ留学している外国人学生は23万人近くで、世界でも最も重要な留学生受け入れ国の1つとなっているが、金融危機の影響を受け、中国政府は奨学金枠を拡大するなど一連の対策を講じている。2009年の奨学金受給留学生の数は1万8078人で、2008年と比べて33.8%増。2010年にはさらに増えて2万人規模となるほか、大学の教育水準維持のサポートも強化するという。

中国政府の奨学金は、学部生奨学金、修士課程奨学金、博士課程奨学金のほか、中国語学習を目的に留学する漢語進修生や普通進修生、高級進修生を対象にした奨学金など多岐にわたっているが、奨学金を受給する留学生は学費や実験費、実習費をはじめ、教材費や住居費など多くの面で優遇が受けられるだけでなく、中国国内の学生と同等の安価な医療サービスも受けられるようになっている。(翻訳・編集/岡田)

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