Record China 2009年12月12日(土) 23時54分
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11日、中国国家林業局の孫扎根副局長は、トキ、丹頂鶴、ジャイアントパンダ、ランなど絶滅の危機に瀕していた野生動植物が現段階ではその危機から脱した状態にあると語った。写真は成都ジャイアントパンダ繁育研究基地のパンダ。
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2009年12月11日、新華網によると、中国国家林業局の孫扎根(スン・ジャーゲン)副局長は「中国のトキ、丹頂鶴、ジャイアントパンダ、ランなど絶滅の危機に瀕していた野生動植物は、現段階ではその危機から脱した状態にある」と語った。
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孫副局長は湖南省岳陽市で11日に開催された「中国洞庭湖国際バードウォッチングフェスティバル」の席上、「現在中国には森林と野生動植物の自然保護区が2006か所あり、総面積は国土面積の12.8%にあたる約1億2300haに達している」と紹介した。これ以外にも湿地の自然保護区が553か所、国家レベルの湿地公園が38か所、国際的に重要な湿地が36か所あり、保護地区の有効的な管理によって90%の陸地生態系、85%の野生動物類、65%の高等植物群落、49%の自然湿地帯が守られているという。
孫副局長は「こうした保護地区での保護活動によって、トキ、丹頂鶴、ジャイアントパンダ、ランなど絶滅の危機に瀕していた野生動植物に回復の傾向がみられ、現段階ではその危機から脱した状態にある」と語り、「野生動植物の持続可能な発展を実現するためには、鳥類を含めた野生動物と人類が共存する必要があり、社会各方面が共同して努力しなければならない」と強調した。(翻訳・編集/HA)
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