Record China 2009年12月14日(月) 19時1分
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12日、インドの首都ニューデリーのカロル・バーグ市場で、コピー携帯販売業者の一斉摘発が実施された。スペイン、シンガポール、韓国などでも摘発の動きが広がっている。写真は押収されたコピー携帯。
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2009年12月12日、インド紙タイムズ・オブ・インディアによると、インドの警察当局は9日、首都ニューデリーのカロル・バーグ市場で、コピーブランド携帯電話の一斉摘発を実施し、約3500台を押収、販売業者23人を逮捕した。中国新聞網が伝えた。
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「押収したコピー携帯の大部分が、中国で製造されたもの」と警察当局は指摘している。中国国内では、“山寨(さんさい)携帯”と呼ばれているが、中国製コピー携帯を締め出す動きは、インドだけでなく、スペイン、シンガポール、韓国などでも広がっている。
インドメディアによると、国内には約2500万台のコピー携帯が氾濫(はんらん)しており、中国から輸入している携帯電話のうち、3分の1がコピー携帯だという。昨年11月末にムンバイで173人の犠牲者を出した同時多発テロでは、実行犯らは闇市場で購入したIMEI(端末識別番号)未登録の携帯電話で連絡を取り合いながら、GPSで攻撃目標を確認し、犯行に及んだ。IMEI未登録のコピー携帯氾濫にインド警察当局も困惑している。
スペインでも6日、警察当局が首都マドリードの中国人居住区で、コピー商品の摘発を実施、計8人を逮捕したという。ブラジル人が1人いたが、残る7人はすべて中国人だった。シンガポール当局も、コピー携帯の取り締まりに乗り出している。2日には、シンガポールの秋葉原と呼ばれるシン・リム・スクエアの12店を家宅捜索し、山寨ケータイなどの違法商品を押収、計15人を逮捕している。(翻訳・編集/SN)
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