<中華経済>上海を2020年までに自由港化、香港並みの関税フリーへ―中国

Record China    2009年12月16日(水) 6時27分

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09年12月、中国経済週刊は上海の自由港構想に関する記事を掲載した。中国国務院は2020年までに上海を自由港化する目標を打ち出した。写真は上海市の中心を流れる黄浦江。

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2009年12月、中国経済週刊は上海の自由港構想に関する記事を掲載した。

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中国人にとって香港はまぎれもない買い物天国。高級品、化粧品、デジタル製品を中心に輸入品の価格が大陸よりも大幅に安いことで知られている。その理由は香港が自由港であるため。自由港では外国貨物に関税が課されず、輸出入または加工の自由が認められている。今年4月に公布された「国務院による上海の現代サービス業及び先進的製造業の発展加速と国際金融センター及び国際航運センター建設推進に関する意見」は、将来的に上海を自由港にする目標を明確に打ち出した。

上海には中国初の保税港区・上海洋山保税港区がある(保税港区とは関税を留保したまま、輸入品を一時保管できる地域)。同保税区を中心に上海の港と空港を含む自由港を形成し、長江デルタの諸都市と海外とを結ぶ結節点としてさらなる発展を目指している。国務院は2016〜2020年までの第13期5か年計画で自由港設立を達成するとのタイムスケジュールを設定している。(翻訳・編集/KT)

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