2009年12月16日、中国四川省の共産党省委員会常務委員で、常務副省長の魏宏（ウェイ・ホン）氏は、四川大地震被災地の基本的生活条件や経済成長レベルが震災前の水準に回復したことを明らかにした。中国新聞社が伝えた。

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16日に行われた西部大開発プロジェクト実施10周年の記者会見の席で魏氏は、復興に尽力したことで四川省は生まれ変わったと話し、国の復興プロジェクトはこれまで91．3％が実施されており、うち64．6％のプロジェクトがすでに完了していると述べた。

被災地区の2009年第1〜3四半期（1−9月）のGDPは平均14．9％成長で、一定規模以上の工業増加値は23．3％増、社会消費商品の小売総額は25．4％増となったほか、地方財政一般予算収入が28．7％増、都市住民の1人当たり可処分所得は13．5％増、農民現金収入も12．7％増となり、被災地区の基本的な生活条件や経済社会成長水準は震災前の水準に回復したという。（翻訳・編集/岡田）