「接着剤でふさいだ橋」がほかにも!市当局は「安全性に問題なし」―江蘇省南京市

Record China    2009年12月18日(金) 12時15分

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17日、江蘇省南京市で橋の亀裂を接着剤でふさぐという前代未聞の修繕方法が市民の度肝を抜いたばかりだが、市内の別の場所でも「接着剤で補修された橋」が見つかり、波紋を広げている。写真は新たに接着剤の補修が判明した紅旗橋。

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2009年12月17日、江蘇省南京市で橋の亀裂を接着剤でふさぐという前代未聞の修繕方法が市民の度肝を抜いたばかりだが、市内の別の場所でも「接着剤で補修された橋」が見つかり、波紋を広げている。南京の地元紙・揚子晩報が伝えた。

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南京では先日、完成からわずか1年の漢中門大橋で早くも亀裂が見つかり、それを接着剤で取りあえずふさぐという何ともお粗末な修繕方法が市民の怒りを買ったばかりだが、今度は市東部の紅旗橋でも、同じように亀裂が接着剤でふさがれていたことが、市民の通報で明らかになった。

市当局によると、紅旗橋が完成したのは1969年5月。98年には改修工事が行われている。亀裂が見つかったのは橋の欄干と支柱をつなぐ部分。亀裂は30か所以上を数え、一部はコンクリートで補修されていたものの、少なくとも5か所で明らかに接着剤が使われていた。

これに対し、市当局は「2005年に市全域で橋の点検を行った時には発見されなかった。(接着剤でふさぐような)問題が起きたとすれば、それ以降だ」と答えた。なお、南京市市政設備総合維持管理所の張(ジャン)副所長は「橋の安全には全く問題ない」と話している。(翻訳・編集/NN)

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