Record China 2009年12月24日(木) 8時35分
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22日、中国のクレジットカード犯罪に関する量刑の新基準によると、25枚以上偽造した場合、最高で無期懲役刑となる可能性があることが分かった。資料写真。
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2009年12月22日、新華社の報道によると、中国最高人民法院および最高人民検察院は15日、「クレジットカード管理妨害刑事案件の処理に関する法律の具体的応用についての若干の問題の解釈」(解釈)を公布し、クレジットカード犯罪に関する量刑の基準を定めた。それによると、クレジットカードを25枚以上偽造した「情状が特に深刻な犯罪」の場合、最高で無期懲役刑となる可能性があることが分かった。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。
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「解釈」では、クレジットカード使用による「悪意ある限度額オーバー」と「クレジットカードの偽造」に関して犯罪の構成要件を明確にし、同時に「善意の限度額オーバー」との境界を明らかにした。
クレジットカードの偽造に関しては、偽造枚数で量刑に差をつけている。偽造カードの作成25枚以上、偽造のための生カード作成250枚以上の場合、「情状が特に深刻」と認定。10年以上または無期懲役の刑とし、併せて5万〜50万元(約67万〜670万円)の罰金または財産没収の刑を科すと定めている。
「解釈」の公布に関し、最高人民法院の熊選国(シオン・シュエングオ)副院長は「クレジットカード犯罪は日々巧妙になっており、犯罪防止と取り締まりがますます難しくなっている。クレジットカードに関する虚偽申請、詐欺、クレジットカードを利用した現金詐欺などの犯罪取り締まりに効力を上げるため、量刑基準をより明確にする必要があった」と説明している。
なお、中国人民銀行(中央銀行)のデータによると、クレジットカードの利用金額のうち、今年9月末現在で延滞期間が6か月以上の債権額は前年同期比126.5%増の74億2500万元(約994億9500万円)で、返済期日が到来した債権総額2184億4000万元(約2兆9270億9600万円)の約3.4%に達している。(翻訳・編集/HA)
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