孤独に悩む「新華僑」は娯楽に飢えている!一大市場となる可能性も―華字紙

Record China    2009年12月25日(金) 14時4分

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23日、日本の華字紙は、80年代以降に来日した「新華僑」が中高年期に差し掛かり、孤独を募らせていると報じた。日本には新華僑が楽しめる娯楽が少ないことも一因だという。写真は在日中国人がよく利用する東京・新大久保の中国鍋レストラン。

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2009年12月23日、華字紙・日本新華僑報は、80年代以降に来日した「新華僑」が中高年期に差し掛かり、孤独を募らせていると報じた。来日当初と比べ、生活は安定したものの、日本にはこうした「新華僑」向けの娯楽が少ないため、孤独が癒されないという。

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「新華僑」とは中国の改革開放政策に伴い、80年代以降に来日した中国人のこと。日本語を流暢に話し経済的な余裕もあるが、人生の安定期に入った途端、祖国への郷愁が強くなり、孤独を感じ始める人が増えているという。だが、こうした新華僑の孤独が癒されるような娯楽は、日本にはほとんどない。中国語の歌が歌えるカラオケ屋はあるが、設備は古く、曲数も少ない。これ以外は、仲間が集まって近所の公民館でダンスパーティを開くくらいである。

新華僑は母国語でのコミュニケーションに飢えている。来日した当初は勉強とアルバイトに明け暮れ、生活を楽しむ余裕もなかったが、今は、生活は安定したものの、楽しめる場所が見つからない。そのため、こうした新華僑をターゲットとした娯楽市場は今後、十分な需要が見込まれる。記事は、孤独に悩む新華僑は日本で楽しい晩年が送れるような娯楽施設やサービスを強く求めているため、ビジネスとして成り立つ可能性も十分にあると指摘した。(翻訳・編集/NN)

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