2009年12月25日、米ホワイトハウスのクリスマスツリーに毛沢東の肖像が飾り付けられていたことが明らかとなり、話題となっている。環球時報が伝えた。

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問題のクリスマスツリーは、ホワイトハウスの中心にあたるレジデンス（公邸）1階のブルールームに飾られた。数多くの飾り付けの中には4人の大統領が並ぶラシュモア山の写真にオバマ大統領の顔写真が加えられたものなどが貼られていたが、その中に小さな毛沢東の顔写真も貼られていた。写真を貼ったのはファーストレディのミシェル夫人と伝えられている。

「クリスマスツリーを利用して政治的メッセージを発して欲しくない」と反発する意見もある一方で、そんなに目くじらを立てるような話ではないとの声もある。アモイ大学人文学院の周寧（ジョウ・ニン）院長は環球時報の取材に応え、「中国史上、欧米に最も影響を与えた人物は孔子と毛沢東の2人です」と説明し、ただし政治的なメッセージは特にないだろうと話している。（翻訳・編集/KT）