Record China 2018年11月14日(水) 13時0分
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台湾台北市の国立故宮博物院北部院区(北院)が2020年末に休館し、改修工事を3年かけて行うことを受け、内外から「観光の最大の目玉である故宮をなぜ休館するのか」と批判が相次いでいる。
台湾台北市の国立故宮博物院北部院区(北院)が2020年末に休館し、改修工事を3年かけて行うことを受け、内外から「観光の最大の目玉である故宮をなぜ休館するのか」と批判が相次いでいる。13日、米華字メディア・多維新聞が伝えた。
台湾・中国時報によると、民進党の立法院(国会)議員の陳明文(チェン・ミンウェン)氏らはこのほど、故宮の休館問題について行政院会合で協議。蔡英文(ツァイ・インウェン)総統も統一地方選の遊説中に触れるなど波紋が広がっている。国民党は「民進党の失策」として政争の具になりかねない事態に発展していると指摘した。
これに対し、故宮側は、全面的な休館ではないと強調。北院の展示物は随時南院に移して展示しながら、北院の改修を進めていると説明している。しかし、市民や専門家の間では「観光への打撃は大きい。海外からの観光客の足も遠のくのではないか」と懸念が広がっているという。(翻訳・編集/大宮)
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