2009年12月26日、上海万博の日本館「紫蚕島」（日本語の通称はかいこじま）が完工した。紫色のドームという宇宙基地にも似た不思議な外見がお目見えした。中国新聞網が伝えた。

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完工式には高橋千秋・経済産業政務官、華君鐸（ホア・ジュンドゥオ）・上海万博中国政府総代表など日中の万博関係者が集まった。高橋政務官は、上海万博の開幕初日（5月1日）は日本のゴールデンウィークにあたるとして、多くの日本国民が訪れるとの見通しを示した。

高橋政務官によると、同館には遣唐使やトキに関する物語や日本能と中国の昆劇のコラボレーションなどのコンテンツが用意される。また太陽光発電ができる軽量膜や雨水の再利用技術など最先端の環境技術が盛り込まれている。（翻訳・編集/KT）