2009年12月29日、主に25歳から35歳までの若者を対象にした「2009年中国男女結婚恋愛観調査報告書」が発表された。遼寧省瀋陽市の瀋陽晩報は同調査報告書のなかから遼寧省の若者に関する部分を掲載。同省の若者が恋愛や結婚をどうとらえているかを分析している。

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良縁紹介サイトの世紀佳縁と新浪網、MSNが合同で行ったインターネット調査に協力した遼寧省のネットユーザーは3140人。「独身のあなたに質問します。なぜ独身なのですか？」という質問に50％のユーザーが「良い出会いがなかった」と答え、16％が「傷心の過去があり、異性とのつきあいが慎重になった」との理由をあげている。

恋愛経験については71％が「2回以下」と答え、「5回以上」と答えたユーザーは11％だった。結婚相手を探す方法としては「家族や友達の紹介」が最も多く、次いで「インターネット」。「結婚相談所の紹介」が11％、「テレビや雑誌、新聞の良縁募集コーナー」が4％となっている。

「お見合い」については遼寧地区のユーザーの79％が「経験あり」と答えており、性別でみると男性より女性の方がお見合いに積極的であることがわかった。また、結婚相手を選ぶ際に最も重視するものは「人柄」「性格」「共通の趣味や話題」の順だった。地域別の特徴を見ると、遼寧省のユーザーは「容姿や身長」を重視する傾向が強く、北京は「共通の趣味や話題」、上海は「家庭環境」、広東省は「経済状況」を選ぶ人が他の地域より目立った。（翻訳・編集/本郷）