2010年1月1日、危篤状態が伝えられていた人気歌手エルバ・シャオ（蕭亞軒）の母親が、エルバとファンの願いむなしく53歳の若さであの世へと旅立った。聯合報が伝えた。

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エルバの母親は約2年前から子宮頸がんを患い、このほど風邪がもとで肺炎を引き起こして、昨年末から危篤状態が伝えられていた。

大みそかの31日に、台北アリーナでカウントダウンライブを開催したエルバだが、ファンの声援に支えられ無事にステージを終了。娘のアリーナコンサートが夢だった、というエルバの母親は、コンサートの成功を見るのが最後のつとめのように1日の午前11時16分にあの世へ旅立っている。

母子家庭育ちで、その存在は人一倍と話していたエルバだけに、そのショックは相当なもの。1日午後、メディアの前で号泣しながらも気丈に母親の死を発表したエルバだが、その後のスケジュール一切は急きょ取り消されている。（翻訳・編集/Mathilda）