Record China 2010年1月6日(水) 6時56分
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4日、1999年のカシミール武力衝突からの10年間で、インドの兵器輸入総額が500億ドルを超えたことが明らかになった。写真は07年4月、中国・青島を訪問したインド海軍。
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2010年1月4日、インド紙タイム・オブ・インディアによると、1999年のカシミール武力衝突からの10年間で、インドの兵器輸入総額が500億ドルを超えたことが明らかになった。東方網が伝えた。
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同紙によると、インド政府が購入したのは戦闘機、戦艦、戦車、ミサイルなどで、そのうちの大部分が外国からの輸入だという。さらに、将来45年間にわたって、兵器輸入として300億ドルを見込んでおり、ソフト、ハード両面での軍備強化を目指す。同紙は、「受益者は最大の発展途上国(インド)の兵器輸入担当官しかいない」とこれを批判した。
インドへの最大の兵器提供国はロシアで、年間提供額は約15億ドルに上るという。第2位はイスラエルで10億ドル、さらに英国、フランスと続く。米国もインドの兵器市場獲得を狙った活動を活発化させており、インド政府はすでに、21億円でボーイング社のP-8I長距離海上偵察・対潜哨戒兼用機を8機と、9億6200万ドルでロッキード・マーティン社のC-130J輸送機(スーパーハーキュリーズ)を6機購入することで合意しているという。
99〜06年までの兵器輸入額を各国別でみると、224億ドルでインドが1位、中国が2位、パキスタンは7位となっている。しかし、中国政府は2010年の国防予算だけで700億ドルという数字を発表しており、この統計がどの程度軍備のパワーバランスを反映しているかは不明だ。(翻訳・編集/津野尾)
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