2010年1月2日、華商網によると、中国国家観光局は1日、2009年12月31日までの中国から台湾への観光客が60万6100人に達したと発表した。台湾当局の発表によると中国人観光客は1日平均295ドルを消費、滞在期間が平均で6泊7日であることから、台湾での一人当たり消費額は約1800ドルに達する。

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同局の発表によると、中国から台湾への観光が解禁された08年7月以降、観光客数は安定した伸びを見せている。中国からの観光客は台湾の観光業や関連産業に大きな利益をもたらしており、同時に、台湾から中国への観光客も、金融危機や新型インフルエンザの影響はあるものの全体的には安定している。

航空機の運航状況を見ると、中国側は当初、北京・上海（浦東）・広州・アモイ・南京の5か所で週末にチャーター便を発着させていたが、現在は27か所に増加させた。2010年の旧正月期間には太原・長春・南寧・煙台を新たな定期便の発着地点に加え、台湾への直行便発着地を計31か所にする予定だ。（翻訳・編集/小坂）