官僚への高給は「効果的な汚職防止策」、国民は理解を!リー元首相―シンガポール

Record China    2010年1月8日(金) 15時56分

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5日、シンガポールのリー・クアンユー元首相は、同国の首相や高級官僚の給与水準が世界一高いとの指摘に対し、「汚職防止に効果を発揮している」と説明した。写真は昨年5月、江蘇省を訪れたリー元首相。

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2010年1月5日、シンガポールのリー・クアンユー元首相は、同国の首相や高級官僚の給与水準が世界一高いとの指摘に対し、「汚職防止に効果を発揮している」と説明した。大衆網が伝えた。

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記事によれば、シンガポールは07年に首相や高級官僚、国会議員の年間給与を25%アップさせ、国民の反感を招いた。これに対し、リー元首相は「他の国では給与が高くない代わりに、様々な手当や優遇が与えられる」と指摘。その上で、英国の国会議員のように自宅の改装費用まで全て税金で賄うか、それとも始めからある程度高い給与を与え、一切の手当を支給せず、全て自力でやりくりさせるのか、「シンガポール国民はどちらが良いか、選んでほしい」と訴えた。

リー元首相はまた、「シンガポールの官僚は経済力が下がれば昇給はなく、経済力が上がっても民間のようにすぐに昇給という訳にもいかない」とした上で、「我々の給与は一番後回しだ」と述べ、決して甘い汁を吸っている訳ではないことを強調した。(翻訳・編集/NN)

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