レストランで乱闘事件、ウイグル族従業員1人が死亡―広東省深セン市

Record China    2010年1月8日(金) 11時11分

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6日、広東省深セン市のウイグル料理レストランで乱闘事件があり、ウイグル族の従業員1人が死亡した。写真は広東省仏山市内を警察犬を連れてパトロールする警察官。

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2010年1月6日、広東省深セン市のウイグル料理レストランで乱闘事件があり、ウイグル族の従業員1人が死亡した。7日付で新華網が伝えた。

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事件は6日夜9時30分(現地時間)ごろ、同市福田区のウイグル料理レストランに客として来ていた男7人が、店にライターがないことに腹を立て従業員と口論になり、乱闘騒ぎに発展した。うち1人がウイグル族の従業員1人をナイフで刺した後、残る6人と共に逃走。刺された従業員はすぐに近くの病院に運ばれたが、その後、死亡が確認された。

通報を受けた警察はすぐに7人の行方を捜索、7日午前3時(同)ごろ、全員の身柄を拘束した。7人はいずれも四川省や湖北省などから来た漢族で、不動産会社勤務。警察で現在、詳しい取り調べが行われている。

中国では昨年7月、広東省の玩具工場でウイグル族従業員が漢族に暴行殺害された事件をきっかけに、新疆ウイグル自治区の区都ウルムチ市で大規模な騒乱が発生した。そのため、今回の事件はウイグル族住民の不満を増長させないよう、事件後すぐに報道され、中国政府の民族問題への関心の高さをアピールした形となっている。(翻訳・編集/NN)

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