<中華経済>「輸出大国」中国の実態、輸出の6割が外資系企業―中国

Record China    2010年1月9日(土) 8時4分

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7日、中国はドイツを上回る世界最大の輸出大国となる見込みだが、実はその輸出高の6割が外資系企業によるものだという。写真は安徽省の輸出向け衣料品工場。

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2010年1月7日、環球時報によると、世界的な経済危機により多くの国が打撃を受ける中、中国は2009年通年でドイツを上回る世界最大の輸出大国となる見込みだと伝えられるが、中国の輸出高の6割が外資系企業によるものだという。

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09年1−10月、中国の輸出額は20.4%減の9570億ドルだったが、ドイツは27.4%減の9170億ドルとなり、中国が世界最大の輸出国となった。11、12月も中国の首位は揺るがない状況だったと専門家は指摘している。

ところが、米インディアナ大学の中国問題専門家は「中国の輸出総額に国内企業が占める割合はそれほど高いわけではない」と指摘、「中国の輸出の約6割は外国企業が株式を保有する企業だ」としている。

また、貿易関連のデータには中国が不得意にしているサービス輸出の分野は含まれておらず、中国経済がすべての面で成功を収めているわけではないという。(翻訳・編集/岡田)

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