<キス空港閉鎖事件>中国人は留学生に厳しい目、アメリカ人は寛容―中国紙

Record China    2010年1月12日(火) 0時19分

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11日、中国人留学生が今月3日、米ニューアーク国際空港で彼女との別れのキスをするため保安検査を受けずに立ち入り禁止エリアに入り込み、空港ビルが約6時間にわたり閉鎖された事件に関し、ネットユーザーの意見は米中で分かれている。写真はニューアーク国際空港。

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2010年1月11日、環球時報によると、中国人留学生が今月3日、米ニュージャージー州ニューアーク国際空港で彼女との別れのキスをするため保安検査を受けずに立ち入り禁止エリアに入り込んだため空港ビルが約6時間にわたり閉鎖された事件に関し、ネット上では熱い議論が交わされている。

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記事によると、この男性の行動について、中国人ネットユーザーの意見は批判的なものが多い。あるユーザーは「国内では個人の行動で済むが、海外では中国人の行動と見られる。中国人の顔に泥を塗った」と憤慨。あるユーザーは、男性は博士課程で学んでいるにも関わらず学歴に相応した素養がないと批判する。また、多くのユーザーが「罰金500ドルは軽すぎる」と指摘している。

一方、米国のネットユーザーには寛容な意見が多い。AP通信によると、あるユーザーは「彼は良い事をした。保安上の問題がどこにあるのかを教えてくれた」とし、「彼のロマンチックな行動を責めるのでなく、セキュリティーを強化すべき」と擁護する。

米メディアは男性の行動を責めるよりも、職責を全うせず現場を離れた担当職員を非難する意見が多い。CNNによると、米運輸保安局(TSA)はこの事件が担当職員の職務上の怠慢によって引き起こされたことをすでに認めているという。

また、AFP通信社は「米国の空港はクリスマスに発生した米機爆破テロ未遂事件の影響で少し過敏になりすぎている」と評している。(翻訳・編集/HA)

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