2010年1月12日、アンディ・ラウ（劉徳華）主演映画「未来警察」が、正月映画からの撤退を発表。理由は米映画「アバター」の空前大ヒットにあるという。新華網が伝えた。

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アンディ・ラウ主演のSF映画「未来警察」は、旧正月に合わせて来月5日に公開予定だったが、製作側の中国電影集団公司がこのほど、上映延期を決定。同社では、「CG部分の調整や編集が間に合わなかったため」と説明しているが、大ヒット上映中の米映画「アバター」に太刀打ちできないので、敵前逃亡では？とも言われている。

「アバター」は中国で、公開1週間目で興行成績が2億3000万元（約31億円）を突破し、過去最高の数字を記録。さらに公開後最初の土曜日は6000万元（約8億円）を稼ぎ出し、これも過去最高を塗り替えている。

延期を発表した「未来警察」について、新しい公開予定日は未定だが、もし「アバター」を避けるための苦肉の策だったとすれば、「非常に賢明な決断だ」と中国メディアでは伝えている。（翻訳・編集/Mathilda）