Record China 2010年1月13日(水) 11時10分
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12日、米国で売られている中国製の子供用アクセサリー103個の成分分析が行われた結果、12%から発がん性のある有毒物質カドミウムが検出された。写真は中国最大の国際見本市、広州交易会で展示された中国製玩具。
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2010年1月12日、中国紙・環球時報は、AP通信が米国で売られている中国製の子供用アクセサリー103個の成分分析を依頼した結果、12%から発がん性のある有毒物質カドミウムが検出されたと報じた。
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記事によれば、最も含有量が高かったものは91%に達した。米国では07年に中国製玩具から鉛が検出され、大問題になったことから、代替物質としてカドミウムが使われるようになったと見られている。報道を受け、米国消費者製品安全委員会(CPSC)は早急に子供用アクセサリーのカドミウム含有状況の調査に乗り出した。
カドミウムは子供が摂取すると大脳の発達に影響を与える危険性もある。アクセサリーを飲み込まなくても長期間しゃぶり続ければ、低量のカドミウムを摂取し続けるのと同じ影響があるという。
また、中国のアクセサリー業界関係者によると、カドミウムは数年来、中国国内に流通する製品だけに使われていた。今回の分析結果は「カドミウムの脅威が中国から海外に広がっていることの表れ」だと、この関係者は話している。(翻訳・編集/NN)
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