海外メディアが論争、中国は今後50年で世界を統治できるのか―米紙

Record China    2010年1月16日(土) 10時22分

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13日、米紙クリスチャン・サイエンス・モニターはこのほど、英国人記者による「今後50年で中国は世界を統治する」という見方に反論した。写真は北京市。

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2010年1月13日、人民網によると、米紙クリスチャン・サイエンス・モニターはこのほど、ダン・サザランド氏の記事を掲載し、英国人記者マーティン・ジャック氏の「今後50年で中国は世界を統治する」という見方に反論した。

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ある専門家は20年以内に中国は米国を超えて世界最大の経済体となる可能性があるとの見方を示しているが、マーティン・ジャック氏の見方はさらに強烈で、50年以内に中国は政治、経済、文化が全面的に発展した強国になり、米国に代わり世界を統治する立場に立つと予測。金融危機からの脱却や、高い経済成長率の維持、ドイツを上回り世界最大の輸出国になるなど、氏の予測を裏づけるようなニュースが続いている。

しかし、中国の自主開発能力や、高齢化の経済成長に与えるマイナス影響などを小さく見過ぎていると記事は反駁。中国の未来を予測するのは困難であり、短期的な予測ですら間違うこともあると指摘している。

ある報告書では、一人っ子政策により中国の少子高齢化はこれまで以上に加速し、2050年までに高齢者が総人口に占める割合は30%を超え、中国の福利厚生システムは大きな問題に直面すると予測。産業・技術面でも主に中国は欧米や日本のグローバル企業に支えられているのが実情だと指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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