トンネル内でバスとトラックが追突、13人重傷―貴州省

2006年11月17日、貴州（きしゅう）省桐梓（トンズー）県の人民医院で、多数の負傷者が治療を受けている。この日、崇遵（チョンジュン）高速道路の桐梓県にあるトンネル内で、トラックと大型バスが追突する大事故が起きた。これにより28人がけがをし、うち13人が重傷となっている。

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桐梓県人民医院の劉（リウ）院長によると、この日の朝4時50分に通報を受け、すぐに救急車で現場に赴いたのだという。人数が多かったため、まずけがの程度がひどい13名を先に病院へ運び、その後残りの15名を輸送した。レコードチャイナのカメラマンが訪れた時には、すべてのけが人が入院治療を受けており、一部の患者の手術が行われた後だった。

軽傷の乗客の話によると、彼らは新疆（しんきょう）伊犁（イリ）の人だという。半月前、彼らは2台のバスに乗り込み、70人余りの団体で新疆を出発した。祖先を弔うために重慶（じゅうけい）、貴州に立ち寄って、1か月かけて雲南省に向かっていたという。これまで旅は順調に進んでいたが、不運なことにここへ来て事故に遭ってしまったのだそうだ。