<曹操の墓>真偽のほどは?名門大学がDNA鑑定に乗り出す―上海市

Record China    2010年1月22日(金) 14時40分

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21日、河南省文物局が三国時代の英雄である魏の武王・曹操のものと断定した墓の真偽をめぐる論争が続く中国で、上海の名門、復旦大学が全国の曹姓の男性から遺伝子情報を集め、それをもとに真偽の判定を下すと発表した。写真は墓の発掘現場。

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2010年1月21日、河南省文物局が三国時代の英雄である魏の武王・曹操のものと断定した墓の真偽をめぐる論争が続く中国で、上海の名門、復旦大学が全国の曹姓の男性から遺伝子情報を集め、それをもとに真偽の判定を下すと発表した。新華網が伝えた。

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同大学の現代人類学教育部重点実験室が実施する。父親から息子にのみ伝わるY染色体のDNA塩基配列を解読し、曹操の家系の特有性を推断した上で、墓から出土した遺骨のY染色体と比較する。これに曹操の子孫の分布状況なども加味し、科学的な結論を出そうというものだ。

Y染色体は男性だけが持ち、父親から息子へと脈々と受け継がれる。同じ父系の祖先を持つ者同士は同一のY染色体を持っていることから、家系図の作成や歴史的研究などで活用されている。(翻訳・編集/NN)

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