Record China 2010年1月25日(月) 5時0分
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2010年1月、市民マラソン大会で多くの参加者が記録をごまかしたと指摘する告発が登場。調査の結果、男子選手上位100人のうち30人以上の記録ねつ造が発覚したという。写真は2009年のアモイ国際マラソン大会。
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2010年1月、市民マラソン大会で多くの参加者が記録をごまかしたと指摘する告発が書き込まれた。調査の結果、男子選手上位100人のうち30人以上の記録ねつ造が発覚したという。22日、新民晩報が伝えた。
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問題が起きたのは1月2日の「2010アモイ国際マラソン大会」。掲示板の書き込みは8900番選手の捏造を一番わかりやすい事例として紹介している。女子優勝者とほぼ同時に8900番の選手がゴールしたが、記録では8892番と8897番の選手2人が同時にゴールしたことになっている。また2時間32分30秒から32秒までのわずか2秒間に11人の選手がゴールしたと記録にはある。うち7人が済南市体育工業大学の選手。じつは実際に走っていたのは6人なのに11人分の到着記録が残されているという。
アモイ国際マラソン大会ではICチップを利用して成績を計測している。他人のチップと交換したり、一緒に持って走るというのが一番ありがちなごまかし方のようだ。組織委員会の調べでは、こうした記録捏造は2時間34分以内に集中しているという。国家一級アスリートの基準を上回る成績であり、大学入試の際に加点されるという特典がある。2007年の北京国際マラソンでも同様の事件があった。体育大学の学生が女子選手のICチップを持って走ったのだが、女子優勝者よりも早いタイムを記録するという間抜けな失敗で発覚した。
他のマラソン大会では中間地点のタイムも計測するなど、ごまかしがしづらいような態勢が整えられている。アモイ国際マラソン大会組織委は、今後は記録ねつ造対策に取り組むと表明した。(翻訳・編集/KT)
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