100年の歴史を誇る青島駅が全面リニューアル―山東省青島市

Record China    2006年11月20日(月) 13時7分

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北京オリンピックに向け、100年以上もの歴史を持つ青島駅が改修工事に入った。11月19日の午後22時27分に発車した最終列車を見送り、その役目を終えた。

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2006年11月20日午前零時、山東(さんとう)省青島(ちんたお)市で、青島駅がリニューアルのため閉鎖され、100年にも及ぶ長い役目を終えた。この後、約2年間かけて全面的なリニューアル工事が行われる。

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前日19日の午後22時27分、閉鎖前の最終列車として曹(ツァオ)県行きの列車が発車した。工事期間中は、青島駅は完全に機能を停止し、代わりに四方(スーファン)駅が利用される。

青島駅は、1900〜1901年にかけて建築され、現在100年以上の歴史を誇る中国で最も古い鉄道駅の一つ。ドイツ人の設計によるルネッサンス風の建物は、その優美な姿から観光スポットとしても人気が高く、毎年、多くの欧米人が訪れていた。今回の工事は、北京オリンピックでウインドサーフィンの会場となる青島市のメインステーションを拡大・改造するためのものだが、その歴史ある建物を惜しむ声も聞かれた。

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