<サッカー>代表チーム入りも金で解決?選手は「費用対効果次第」との冷めた見方も―中国

Record China    2010年1月28日(木) 12時32分

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26日、半島晨報は、八百長や闇賭博に関する捜査が進められ、中国サッカー協会の副会長が逮捕されるなど大揺れの中国サッカー界について、次に捜査のメスが入るのは代表チームではないかと指摘した。写真は中国代表チームを皮肉るサポーターの標語。

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2010年1月26日、半島晨報は、中国国内サッカーリーグの八百長や闇賭博に関する捜査が進められ、中国サッカー協会の副会長が逮捕されるなど大揺れの中国サッカー界について、次に捜査のメスが入るのは代表チームではないかと指摘した。

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記事は、中国サッカー協会の南勇(ナン・ヨン)副会長、楊一民(ヤン・イーミン)副会長ら大物が逮捕され、今や誰が逮捕されても意外ではない状況になっている。この先捜査のメスが入るのは、その「闇」がすでに秘密ではなくなっている中国代表チームではないだろうか?と指摘する。

記事はその例として、「代表チームの一部のコーチの選抜方法が不透明である」とし、賈秀全(ジア・シウチュエン)コーチや高洪波(ガオ・ホンボー)コーチの採用の経過に疑問を投げかける。特に、「昨年行われたコーチの選抜テストで、高コーチはわずか1点の成績で採用された」との噂について触れ、「南副会長は噂を公に否定したものの、高コーチは一体何点だったのか、その他の受験者は何点だったのかが問題。公開選抜という採用方法は一見公平のように見えるが、実際には裏で操作するためにこの採用方法を錦の御旗としたに過ぎない」と批判する。

また、代表チーム選手の選抜についても、「誰でも代表チームになれる」とし、「合同トレーニングチームへの選抜、正式代表チームへの選抜、試合のメンバーとしての選抜などに必要な価格がそれぞれ決まっており、“制度化”されている」と明かす。記事はさらに「こうしたことを可能にするのは、監督やコーチ、協会の役員など権力を持った人間でなければできないはずであり、多くの関係者に問題があることは疑いのない事実である」と指摘する。

一方、一部の選手の間では、代表チーム入りの名誉を金で買うことについて、「費用対効果の問題」との見方さえ広がっているという。(翻訳・編集/HA)

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