ブラジルが上回る可能性も、新興市場投資の権威が予測―中国

Record China    2010年2月2日(火) 8時59分

拡大

26日、「新興市場投資の開拓者」と呼ばれるマーク・モビアス氏が、ブラジルを「注目に値する市場だ」とし、ブラジル経済が中国を上まわる可能性もあると指摘した。資料写真。

(1 / 4 枚)

2010年1月26日、中国経済網によると、「新興市場投資の開拓者」と呼ばれるマーク・モビアス氏がタイのバンコクで開催された投資家会議の席で、ブラジルを「注目に値する市場だ」と話した。

その他の写真

09年、にブラジル最大の証券取引所であるサンパウロ証券市場(Bovespa)は大幅な相場上昇を見せた。モビアス氏によれば、ブラジルの証券市場の平均株価収益率(PER)は13.2倍。一方の中国の上海証券市場は17.9倍となっている。

ブラジル経済の成長に持久力があるとする根拠として、ブラジルは鉱物資源、農業資源といった資源に恵まれ、輸入に依存しない経済構造を確立している点をモビアス氏は挙げ、安定した持久力を持つブラジル経済が中国を上回る可能性もあるとしてきたという。

モビアス氏は主要先進国が金融危機のあおりを受け、通年4%のマイナス成長が予想される中、新興国の経済成長は依然として続く見込みだとし、特にBRICsの4か国は注目に値すると指摘。同氏が代表を務める投資信託大手テンプルトン・アセット・マネジメントは今年に入ってすでに新興国市場に250億ドルを投じている。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携