所変われば出会いも変わる 大盛況の「お見合い文化祭」（1）―湖北省武漢市

2006年11月18日、湖北（こほく）省武漢（ぶかん）市で、初の「お見合い文化祭」が開催された。名前こそ「文化祭」であるが、これはいわば日本の「お見合いパーティ」のこと。それでもやはりここ中国では、男女の出会いは日本のやり方とは異なる変わった方法で行われる。この日、会場の東湖風景区には数万人の男女が集まり、自分の理想の相手を求めてさまよった。レコードチャイナのカメラマンは、今回印象に残った男性2人の見合い法を紹介する。

会場に自分の情報を掲示している常大衡（チャンダーヘン）さんは、自営業を営む42歳の男性。身長172cm、趣味は写真撮影だ。彼が探しているのは30代の女性で、身長は160cm以上、安定した職業に就き、彼の趣味に対して興味がある人を希望している。離婚歴があってもいいが、子どもはいない人を優先させるとのこと。

この人は自分の写真を掲載しておらず、もしかしたら外見に自信がないのかもしれないが、プロフィールの横には箱が用意されているので、興味がある女性は名刺を残して行くことができる。優しくセンスある人のようのようにも思われるが、女性からの人気はというと、これがどうもイマイチである。