Record China 2006年11月20日(月) 16時19分
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武漢市で開催された「お見合い文化祭」に、ある若者の写真と経歴を板に貼って人々に見せている、こんな男性が登場。実はこれ、自分の息子に嫁を探そうと、親が骨を折っているのだった。
2006年11月18日、湖北(こほく)省武漢(ぶかん)市で、初の「お見合い文化祭」が開催された。名前こそ「文化祭」であるが、これはいわば日本の「お見合いパーティ」のこと。それでもやはりここ中国では、男女の出会いは日本のやり方とは異なる風変わりな方法で行われる。この日、会場の東湖風景区には数万人の男女が集まり、自分の理想の相手を求めて探し回った。レコードチャイナのカメラマンは、今回印象に残った男性2人の見合い法を紹介する。
2人目となる今回の青年は、情報が貼られた板を、その父親が手に持って女性たちに見せている。この掲示方法 、実はルール違反である。本来はきちんと指定された場所に、情報を記した紙を貼り付けなくてはならないのだ。しかし満員で場所がなくなったため、しかたなくこのやり方をとったのだろう。これだと掲示が目立つので、2人の若い女性がすぐに興味を示した。
掲示されているのはニュージーランドに住む華僑の青年で、大学院の修士課程を卒業している。学歴社会の中国では、この経歴に対する評価はかなり高くなる。この男性の伴侶を探しているのは、実は本人ではなくて彼の父親だ。一人っ子政策の中、唯一の息子なのに結婚が遅いので心配している。息子のために嫁を探すこのような親の姿は、中国のどこでも見られる光景だ。
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