「パンダの侵略だ」中国への土地売却阻止名目に反政府集会―カザフスタン

Record China    2010年2月2日(火) 23時4分

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1月30日、カザフスタン最大の都市・アルマトイで、野党・全国社会民主党による抗議集会が開催された。集会では政府が中国に土地を売却しようとしていると批判した。写真はアルマトイ。

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2010年1月30日、カザフスタン最大の都市・アルマトイで、野党・全国社会民主党による抗議集会が開催された。集会では政府が中国に土地を売却しようとしていると批判した。2月1日、環球時報が伝えた。

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問題の発端は昨年12月にさかのぼる。外国投資者理事会会議に出席したヌルスルタン・ナザルバエフ大統領は、各国に農業分野への投資を呼びかけた。その際、かつて中国が100万haの農地を貸すよう持ちかけてきたことを明かした。ところが野党は「カザフスタンは100万haの土地を中国に売ろうとしている」と取り上げ政治問題化した。ナザルバエフ大統領はデマと否定したが、騒ぎは今も続いている。

1月30日の集会は参加者4000人と主催者は発表している。しかし取材した環球時報記者は1500人程度だったと否定した。集会では「パンダがカザフスタンを侵略する」がスローガンとなっていた。また「我々は1000年も中国と土地争いを続けてきた。売り渡すわけにはいかない」と呼びかけられ、親中派として知られるカリム・マシモフ首相は「中国の代弁者」だとして批判された。(翻訳・編集/KT)

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