国際大都市で女性のミイラ2体を発見、皮膚にはまだ弾力あり―上海市

Record China    2006年11月23日(木) 9時19分

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地下鉄工事作業中に2つの古墳が発見され、明代末か清代初めのものであることが判明した。その保存状態のよさは、専門家をも驚かせた。

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2006年11月20日、上海市の繁華街・徐家匯(シュージアフイ)、黄陂南路(ホアンポーナンルー)そして馬当路(マーダンルー)が形作るU字型の地域で、現在地下鉄9号と13号の工事が進められている。

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この工事現場で、掘削機がいくつかの木片を掘り出した。何が出てきたのかを作業員が確認すると、2つの墓穴を発見した。さらに専門家が呼ばれて調査を行ったところ、明代(1368〜1644年)末期か清代(1644〜1912年)初めの古墳であることが判明した。

発見された古墳には2つの穴があり、中には2人の女性が眠っていた。彼女らの死体は保存状態がとてもよく、皮膚にはまだ弾力があると専門家は説明した。

上海市盧湾区(ルーワンチュー)文化財保護管理所の張富強(ジャンフーチアン)所長の推測では、この度掘り出された古墳は、大きな古墳の一部に過ぎない可能性が高いということで、今後掘削作業を続行する予定だ。現在は国際的な大都市の上海、このような考古学上の発見があることが、どうも不思議に思えてならない。

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