中国の贅沢品市場、支えているのは「愛人」囲う富裕層―中国紙

Record China    2010年2月10日(水) 8時40分

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8日、中国で贅沢品の消費がうなぎ上りに増えているのは、富裕層の男性が「愛人」を囲う現象が当たり前になっているからとの報告が発表された。写真は遼寧省瀋陽市のショッピングモール。ルイ・ヴィトンとクリスチャン・ディオールがしのぎを削っている。

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2010年2月8日、中国でブランド物など贅沢品の消費がうなぎ上りに増えているのは、富裕層の男性が「愛人」を囲う現象が当たり前になっているから―。こんな報告が、香港上海銀行(HSBC)の経済専門家によって発表された。環球時報が伝えた。

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中国経済の発展に伴い、ビジネスに成功した男性がステータス・シンボルとして愛人を囲うケースが激増している。報告は、中国の贅沢品市場について「恐らく世界で唯一、男性に支配された市場」と分析。その理由として、主な購買層は愛人のために財布を開く富裕層男性であるからだと指摘した。

報告はまた、中国で資産100万ポンド(約1億4000万円)を超える人は82万5000人に達するが、その平均年齢はわずか43歳だと紹介した上で、今年の贅沢品市場も中国人が牽引するとの見方を示した。

だが、発展から取り残された数億の人々からは、不満の声が沸き起こっている。中国のあるブロガーは、「外国人でさえ、こうした富裕層の金遣いの荒さにはあっけにとられている」とし、「我々庶民はそんな彼らを軽蔑している」と述べている。(翻訳・編集/NN)

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