Record China 2010年2月9日(火) 15時8分
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8日、中国東方航空が上海航空を買収したと発表した。上場の航空会社同士の買収・合併は中国の旧国営航空会社が分割民営化されて以来初めてとなる。写真は中国東方航空。
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2010年2月8日、中国の旧国営航空会社が分割民営化されて以来初めてとなる、2つの上場航空会社による買収・合併問題が決着した。合併したのは中国東方航空と上海航空で、社名は買収側の「中国東方航空」をそのまま引き継ぐ。10日、中国新聞網が伝えた。
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航空会社の再編が進む中国では、今回の買収により事実上、中国東方航空、中国国際航空、中国南方航空の三つ巴の体制になった。買収後の中国東方航空の資産総額は1500億元(約1兆1460億円)、旅客機数は331機、運航空港数は151空港となる。ニューヨーク、ロサンゼルス、パリ、フランクフルトなど世界の主要都市をほぼ網羅し、世界における大航空会社の仲間入りを果たす。
国務院国資委の孟建民(モン・ジエンミン)副主席は、「中国東方航空は、安全を確保した上で、再編の成果を拡大し続け、世界一流の航空会社を目指す」と発言した。合併前の2社による運航システム、チケット販売網、貨物管理、メンテナンスなどの共同化作業はほぼ終わっており、市場競争力は格段に上がっている。上海市に限れば、中国東方航空のシェアは50%に上るという。(翻訳・編集/津野尾)
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