2010年2月11日、ビビアンが7年ぶりに日本へ帰ってきた！90年代を中心に日本で人気を博した台湾出身の女優ビビアン・スーが東京で記者会見を開き、日本での芸能活動再開を宣言した。ビビアンはこの日のためにパリから届けられたシャネルの最新シーズンのドレスに身を包み、ひと足先に春の空気をまとって登場した。中国語圏からのメディアを含め、会見には100近い媒体が出席し、成熟した女性に成長したビビアンを見守った。チャイナフォトプレスの12日付の報道。

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記者会見が始まると、「ただいまー！お元気ですか？日本語、忘れてませんです！」と日本語であいさつ。司会者にはすぐさま「まだ日本語を覚えていますか？」とふられ、中国系メディアからの質問以外は通訳を極力介さずに日本語で通した。会見中、茶目っけたっぷりに「なまむぎなまごめなまたまご」「隣の客はよく柿食う客だ」と早口言葉を披露する場面も。会場の空気を一気に和ませるチャーミングさは変わっていなかった。

芸能界デビュー20周年を機に日本での活動を再開するビビアン。3月3日発売のシングル曲「Beautiful Day」を皮切りに、映画やバラエティ番組にも出演したいという。「Beautiful Day」は一部地方局で放送のアニメ「くるねこ」主題歌であり、「スリムビューティハウス」のCM曲としても起用。沖縄で撮影されたPVとともに、24日からアジア全域で配信を開始する。

この日は記者会見後も取材などで深夜までスケジュールは満杯、多忙を極めたビビアンだが、かつてともに活動した「ブラックビスケッツ」や“よきライバル”「ポケットビスケッツ」のメンバーらには夜中にでも「あいさつの電話を入れたい」とし、かつての仲間たちを懐かしんでいた。(翻訳・編集/愛玉)