Record China 2010年2月19日(金) 0時8分
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18日、中国のブログサイトにトヨタの横暴についての記事が掲載された。中国はお手本にしなくてはと思っていたが、それは偽りであり、日本はもはや先進国ではなくなったとしている。写真はミャンマーでタクシーとして利用されている年代物の中古車、カローラ・バン。
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2010年2月18日、中国のブログサイトに日本人の友人から聞いたトヨタの横暴についての話(筆者は30代主婦)が投稿されていた。日本は顧客を大事にする企業文化があり、中国はお手本にしなくてはと思っていたが、それは偽りであり、日本はもはや先進国ではなくなったとしている。
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トヨタ自動車のお膝元、名古屋にあるトヨタ車の販売会社「ネッツトヨタ中部」では、リコール修理時にガソリンタンクのボルトを締め忘れたことが原因で、走行中にガソリンタンクが脱落し、空気抜きのパイプが外れ、ガソリンを撒き散らすという爆発炎上事故になる可能性が高い重大な修理ミスを犯している。
しかもリコール修理後に行った車検整備でも見過ごされ、車検整備の直後にこの事故は発生した。ネッツトヨタ中部の整備工場は国の認定整備工場だが、国土交通省中部運輸局の指導監督は万全ではなかったのではないか?
ガソリンの臭いで、炎上前に異常に気がついたミニバン「ヴォクシー」の所有者は、詳しい整備内容を書面で提出するよう求めたが、不誠実な対応で怒りをあらわにしている。
顛末としては、ガソリンタンクが走行中に落下したのは、リコール修理時にタンクのボルトを閉め忘れたこととされている。
ガソリンタンクの空気抜きパイプが外れ、ガソリンを撒き散らし、そこにガソリンタンクが落下し引きずりスパークし引火する事も十分有りうる事故。たまたま細い道路を走行中だったが、これが幹線道路や高速道路ですぐに停車出来ない状態だとすれば、爆発事故に発展することもある恐ろしい欠陥修理だ。
事故後の販売店の対応は、お粗末だ。メモ程度の詫び状を出し謝罪はしたものの、責任の所在が明確になるような代表者印が押されたきちんとした書面は提出しない。担当者は、被害者を「ヤクザ」呼ばわりしたり、「やろうと思ってやったのではない。覚えてる人間はいない」といい、本心から反省をしている素振りも感じられない。
この事故は、リコール修理後に行った「あんしん点検、車検」を受けた直後に起こった。最初の謝罪時には、ボルトを閉め忘れた整備士に始末書を書かせたといい、被害者と引き合わせもさせたが、あれはやらせだったのか。販売店の担当者に「覚えてないのなら最初から欠陥車だったのでは?」と問うと、「それはありません。」と言い切る。
世界的なリコール修理がきちんと行えるのか?多くのトヨタユーザーが不安を抱えている。本当に、単なるボルトの閉め忘れだったのか?ひょっとしたら構造的な欠陥が隠されているのでは?疑問は尽きない。
グループが巨大化するにつれて、顧客の声を無視する傾向が強く、責任をグループ内でなすりつけるようなケースも多かったのではなかったのか。トヨタグループは、消費者からのクレームを真摯に受けとめる文化が欠如しており、これも安全崩壊の一つの要因だ。
今回の世界的な大規模なリコールに発展するまでに、多くの顧客がトヨタの販売店にクレームを出していたはずだ。その販売店に寄せられたクレーム情報をメーカー自体がきちんと吸い上げる仕組みが機能していなかったのではないだろうか?(翻訳・編集/YM)
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