<中華経済>“中国のハワイ”海南島、ホテル高すぎ春節の稼働率低く

Record China    2010年2月18日(木) 10時14分

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16日、新華社によると、“中国のハワイ”と呼ばれる同国随一のリゾート地、海南島(海南省)三亜市ではこの春節(旧正月)、ホテルの宿泊料金が高すぎ、客室稼働率が低迷するといった現象が起きている。写真は海南島三亜市のビーチ。

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2010年2月16日、同日付新華社によると、“中国のハワイ”と呼ばれる同国随一のリゾート地、海南島(海南省)三亜市ではこの春節(旧正月)、ホテルの宿泊料金が高すぎ、客室稼働率が低迷するといった現象が起きている。

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報道によればこの春節、三亜の中でも高級ホテルが集まる亜竜湾では、多くのホテルで宿泊料金が通常時の3〜5倍に上がり、平均で1部屋1泊1万元(約13万円)を超えた。あまりの高さに客室稼働率が50%というホテルも出ている。他のホテルも稼働率は60〜75%にとどまっているという。

宿泊料金の高騰と稼働率低迷の背景には、旅行業者や個人が需要を見込み、事前に多くの部屋を押さえていたことがある。しかし実際には料金が高すぎるために宿泊者が決まらず、一部の部屋は事前に押さえた際の価格よりも安く宿泊させているという。

中国政府は09年末、海南島を世界的なリゾート地として開発していく方針を示した。この流れを受け、同島のホテル価格は今後も値上がりが続く可能性がある。(翻訳・編集/東亜通信)

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