2010年2月18日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、ゴー・チョク・トン（呉作棟）上級相は、中国との交流機関「ビジネスチャイナ」の新年会に出席、中国経済成長の恩恵は大きいと発言した。環球時報が伝えた。

【その他の写真】

ゴー上級相は、10年後には中国は米国を超える世界最大の経済体に成長すると指摘した。この恩恵にあずかるべくシンガポール政府は中国語教育を強化してきたという。中国語に興味のある生徒向けに小学校から中国語過程が用意されており、シンガポールと中国の2つの文化を学ぶことができるようになっている。

しかし、国内の教育のみでは不十分であり、実際に中国を訪れることが重要だとゴー上級相は話し、旅行では時間的に不足だとして留学やビジネスチャイナが進めるインターン制度の重要性を指摘した。同制度は中国に青年を派遣し、6〜18か月の実習を行うというもの。今年は14人分の枠が用意されているが、昨年11月の計画発表以来、80人以上の応募があったという。（翻訳・編集/KT）