「春節」が日本経済を活性化、頼みの綱は訪日中国人客のおサイフ―華字紙

Record China    2010年2月22日(月) 13時4分

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21日、日本の華字紙は、春節(旧正月)休みを利用して日本を訪れる中国人観光客が日本経済を活性化していると報じた。写真は東京・有楽町のビックカメラ。

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2010年2月21日、華字紙・東方日報は、春節(旧正月)休みを利用して日本を訪れる中国人観光客が日本経済を活性化していると報じた。中国新聞社が伝えた。

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記事によれば、14日の春節に合わせ、東京の家電量販店ビックカメラは中国の主要各都市で割引券を配ったり、ライバルのヨドバシカメラも中国語サービスを始めたりするなど、中国人客の争奪戦を展開している。デパートもこれに対抗するように、高島屋はレストランの割引券を配布、松屋も中国語の案内板を店内に設置するなど、どこも中国人客の獲得に必死だ。

一方、名古屋では今年も「春節祭」が開催された。毎年好評で今年で4回目になるという。獅子舞や虎舞が披露されたほか、中国料理や工芸品を売る店なども並んだ。また、日光には総勢700人もの中国人旅行団が訪れ、市を挙げた盛大な歓迎セレモニーが行われた。

長野・軽井沢の老舗旅館「星のや軽井沢」も2月は外国人客の予約が通常の3倍に上ったが、うち半数は中国人客だった。長野は今年初めて中国国内の新聞や旅行雑誌に広告を掲載。スキーや温泉などを前面に打ち出し、大々的にアピールした。

北海道のとかち帯広空港には14〜16日にかけて、さっぽろ雪まつりを目当てにした中国人旅行団が続々と降り立った。北海道を舞台にした映画「狙った恋の落とし方。(原題:非誠勿擾)」の効果も大きい。大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンも中国ドラマのロケ地に使用してもらうなどの努力が実り、今年は中国人客が昨年比2倍増に達する見通しだ。(翻訳・編集/NN)

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