Record China 2010年2月26日(金) 10時7分
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23日、米軍準機関紙は、中国は台湾への武器売却問題で、米国への報復として軍事交流の停止を発表したが、いまだに交流は停止されていないとする記事を掲載した。写真は昨年4月、中国を訪問したゲイリー・ラフヘッド米海軍作戦部長。
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2010年2月23日、米軍準機関紙・星条旗新聞は「中国は米国との軍事交流を禁じていない」と題した記事を掲載した。24日付で環球時報が伝えた。
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中国政府は先月30日、台湾への武器売却への報復として米国との軍事交流を停止する意向を示したが、マレン統合参謀本部議長は今月22日、「いかなる軍事交流も停止されていない」ことを明らかにした。ゲーツ国防長官は今月1日、中国側の決定に対し、「軍と軍の関係に、政治が影響しないことを願う」と失望感を露わにしたが、記事は「中国はゲーツ長官の忠告を取り入れた」との見方を示した。同長官も、「北京から別のシグナルが出されない限り、年内に予定している中国訪問は予定通り行う。今は様子を見るしかない」と話している。
台湾への武器売却問題で米中関係が緊迫化する中、米空母「ニミッツ」は17日、中国政府の許可を得て香港に寄港した。以前であれば、寄港許可が下りることはあり得ない。これについて、ゲーツ長官は、中国中央軍事委員会の徐才厚(シュー・ツァイホウ)副主席が昨年10月に訪米した際、「軍と軍の関係が(政治の影響で)度々中断されるという悪循環を断ち切るべきだ」と話し合ったことを挙げ、「中国は、今は軍事交流を停止する時ではないと判断したのだろう」と話した。(翻訳・編集/NN)
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