2010年2月25日、独ダイムラーの連結子会社である三菱ふそうトラック・バス（神奈川県川崎市、アルバート・キルヒマン社長）は、香港で27日から小型ハイブリッドトラックの「キャンター エコ ハイブリッド」を発売すると発表した。日本以外のアジア地域での発売はこれが初めて。海外ではアイルランド、オーストラリアに続く3カ所目となる。

【その他の写真】

同社によると、香港のトラック使用は都市部での集配活動が多く、停車・発進を頻繁に繰り返すことから、ハイブリッドトラックのメリットが大きい。また、環境意識の高い国際企業が多く進出しているため需要があると見込み、同車種の発売を決めた。車両は川崎工場で組み立て、完成車として輸出する。（編集/東亜通信）