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6日、台湾の新生児の男女比が110対100になっていることがわかった。伝統的な男尊女卑の観念が原因だとみられる。資料写真。
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2010年3月6日、台湾テレビ局・東森ニュースによると、台湾の新生児の男女比が110対100になっていることがわかった。伝統的な男尊女卑の観念が原因だとみられる。中国新聞網が伝えた。
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仮に毎年20万人の出生として、1年で女児が男児より2万人も少なくなる。10年で20万人の計算だ。将来多くの男性が結婚できないことが予想されるだけでなく、出生率の低下により多くの社会問題が引き起されることが懸念されている。
04年、台湾の新生児の男女比は110.7対100、男児の比率の高さは韓国と並んで世界一を記録した。ここ5年間、台湾当局の反男尊女卑のキャンペーンによりわずかに改善がみられたものの、109:100と国連の基準を上回る数字を維持していた。
子育ての経済的負担などから少子化が進む台湾。「どうせ1人しか産めないのなら男の子を産む」という若者も多い。男性にはつらいが、女性にとっては逆に引く手あまたになるチャンス。自分の価値も上がると喜ぶ女性もいるという。(翻訳・編集/津野尾)
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