2010年3月7日、マレーシア華字紙「星洲日報」は、中国の大富豪にマイカーならぬマイプレーン（航空機）が人気だと報じた。

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個人用航空機のお値段は1機2000万ドル（約18億1000万円）。さらに年200万ドル（約1億8100万円）近い維持費が必要となる。これだけの「高級おもちゃ」も十分な市場があると指摘するのは高級品（アジア）株式有限公司の蒙鵬均（モン・ポンジュン）中国地区CEO。資産10億元（約132億円）以上の大富豪100人に1人が購入すると分析している。

2009年、同社が販売した商用航空機は15機。前年の8機からほぼ倍増の勢いを見せた。今年は20機が目標だが、2月までに4機がすでに契約済みで目標達成に自信を見せている。

ワールド・ラグジュアリー・アソシエーション（WLA）の調べでは、中国の富豪が2009年に購入したブランド品は94億ドル（約8500億円）。日本に次ぐ世界第2の市場となった。世界一の座につくのも時間の問題と見られる。中国の全消費に占める富豪の消費額は27．5％にも達しており、消費を牽引する存在となった。（翻訳・編集/KT）