Record China 2010年3月12日(金) 22時27分
拡大
11日、2031年には、カナダのトロント市とバンクーバー市で非白人系住民の占める割合がそれぞれ63%と59%になると予測されている。写真は非白人系住民が急増するトロント市のチャイナタウン。
(1 / 3 枚)
2010年3月11日、カナダ統計局が9日に発表したデータによると、2031年には、トロント市とバンクーバー市で非白人系住民の占める割合がそれぞれ63%と59%になると予測されている。中国系住民も240〜300万人にまで増加する可能性が高いという。カナダ華字紙・環球華報の報道を中国新聞網が伝えた。
【その他の写真】
記事によると、カナダでは中国系を含む有色人種は非白人系マイノリティー(Visible Minorities)と呼ばれているが、もはや「マイノリティー」ではなくなるため、その呼称を改める必要がありそうだ。06年の統計では530万人の非白人系住民が、2031年にはカナダ総人口の約3分の1、1440万人にまで増加するとみられている。
その中でもインドやスリランカなど南アジア系が、その出生率の高さから320〜410万人となり最大のマイノリティーを形成すると予想されている。中国系は出生率が低く、マイノリティー全体に占める割合は、現在の28%から21%に減少するとみられる。また、アフリカ系とフィリピン系は倍増、中東系は3倍増と、人口の急激な増加が見込まれる。非白人系住民の71%はトロントやバンクーバー、モントリオールなどの大都市に集中することになると同統計局は予測している。(翻訳・編集/津野尾)
この記事のコメントを見る
Record China
2010/2/26
2010/2/12
2010/2/4
2009/11/18
2009/11/10
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る