Record China 2010年3月17日(水) 9時0分
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13日、大都会の生活に疲れた80年代生まれの若者に故郷へのUターン現象が広がっているという。彼らにとって都会での生活は決して甘いものではなかったようだ。写真は広州で暮らす若者。
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2010年3月13日、広東省などの大都会で暮らす地方出身の80年代生まれの若者に、故郷へのUターン現象が広がっているという。中国新聞社が伝えた。
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一人っ子政策で両親に可愛がられて育った彼らも30代に突入。今後の人生を考える時期を迎えたことが原因だ。彼らの多くは大学卒業後、故郷に両親を残し、都会での生活を選択した。しかし、仕事は厳しくストレスだらけ。給料は地元より良くても物価が高すぎて、30歳になろうというのに貯金もない。「このままでは結婚もできない」と焦り始め、故郷に戻って暮らすことを決意する若者も少なくないという。
両親は高齢になり、子供が戻ってくるのを切望している。「実家に帰れば、給料は下がるが衣食住の心配はない。物価は安いし、仕事のストレスもない」と話す男性や、「夫婦2人の給料を合わせれば、田舎では十分。これでやっと子供が作れる」と話す若い夫婦も。
「家なくして家庭なし、家庭なくしてよりどころなし」という伝統的観念から、中国人はマイホームを持ちたいと切望する。だが不動産価格が高騰している大都会では住居を購入することは難しい。また、「どうがんばっても私はよそ者」と孤独感を募らせる若者も多い。そんな彼らが生まれ育った故郷に戻り生活をやり直そうと考えることは至極当然のことだと言えよう。(翻訳・編集/本郷)
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