Record China 2010年3月19日(金) 13時3分
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16日、新疆ウイグル自治区の高齢者人口が200万人を突破し、今年中にも高齢化社会に突入するとみられている。写真は同自治区カシュガル市の高齢者。
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2010年3月16日、人民日報(電子版)によると、新疆ウイグル自治区がまもなく高齢化社会に突入する。
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新疆ウイグル自治区老齢弁公室はこのほど、「自治区内の高齢者人口は毎年4.36%のペースで増加しており、全国平均の1.16%を大きく上回っている」と発表した。新疆は経済的に豊かとは言えない中で高齢化が進んでおり、年金や医療保険、高齢者向け社会サービスなどの問題が切迫している。
同自治区では60歳以上の高齢者人口がすでに212万6300人を超え、人口の9.81%を占める。現在の増加ペースが続けば、今年にも高齢化社会に突入する。さらに今後20〜30年に高齢化は進行し、今世紀半ばには人口の3分の1が高齢者という重度高齢化社会になる見込みだ。
自治区老齢弁公室の宋海渭(ソン・ハイウェイ)常務副主任は「自治区内の高齢化は地域間で不均衡に進み、農村部で急速に進行している」と語る。東部・北部の高齢化は南部よりも急速で、ウルムチ市、カラマイ市、昌吉回族自治州はすでに高齢化社会に突入している。(翻訳・編集/小坂)
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