中朝国境の街に鉄道2路線を敷設=ソウル発平壌経由北京行きの鉄道も視野に―遼寧省丹東市

Record China    2010年3月18日(木) 11時50分

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17日、北朝鮮との国境の街・遼寧省丹東市で鉄道の着工式が行われた。朝鮮戦争情勢が安定すれば、ソウル発平壌経由北京行きの高速鉄道の実現も可能となる。写真は丹東市。朝鮮戦争で破壊された北朝鮮間の橋。

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2010年3月17日、北朝鮮との国境の街・遼寧省丹東市で鉄道の着工式が行われた。新華網が伝えた。

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この日、着工式を迎えたのは2路線。一つは瀋陽市・丹東市間の旅客路線で、全長は207km、設計時速250km。移動時間は1時間と現行より2時間半短縮される。工期は4年の予定。もう一つは丹東市・大連市間の路線で、全長は296km、設計時速200km。工期は3年の予定。2路線を合わせた投資額は500億元(約6620億円)を超える。

また今年7月にも北京市・瀋陽市の高速鉄道が着工される見通し。朝鮮半島情勢が安定すれば、ソウル発平壌経由北京行きの高速鉄道も可能となる。先日、鴨緑江を越える新たな橋の建設が発表されたが、朝鮮半島から中国、さらには欧州へとつながる鉄道路線の開発に期待がかかる。(翻訳・編集/KT)

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