<怖い中国事情>無認可炭鉱をゆすって一儲け、ニセ記者商売が流行―山西省

Record China    2010年3月23日(火) 20時35分

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22日、山西省でニセ記者が横行していると伝えられた。多くは無職の青年で、中には村全体がニセ記者にいそしんでいるところもあるという。写真は04年11月、同省で摘発されたニセ記者所有の身分証明書。

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2010年3月22日、重慶晩報は山西省でニセ記者が横行していると伝えた。

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2月18日、山西省原平県で無認可炭鉱が閉鎖のため爆破された。ところが、坑道が隣接する無認可炭鉱にまでつながっており、爆破時に無許可炭鉱にいた5人が死亡、3人が負傷する惨事となった。被害者の多くがニセ記者だったという。

今、山西省ではニセ記者が大はやり。その仕事はというと、無認可炭鉱やトラック過積載取り締まり所の不正をかぎつけゆすることだ。無認可炭鉱が摘発されれば、周囲の炭鉱も検査され閉鎖の憂き目に遭うため、現地自治体は「お車代」を支払って帰ってもらうこととなる。「お車代」の相場は500元(約6500円)程度。以前の相場は1000元(約1万3000円)前後だったというが、ニセ記者の増加により下落した。

ニセ記者の多くは無職の青年たちだ。中には村を挙げてニセ記者稼業にいそしんでいるところもある。令狐庄もそうした村の一つ。もともとは牛を飼っていたが、2001年のニセ牛乳事件で商売がたち行かなくなり、ニセ記者に転身したという。(翻訳・編集/KT)

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