<リサイクル食用油>日本での厳しい批判に、中国人「ごもっとも」と素直反応―中国メディア

Record China    2010年3月24日(水) 12時2分

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23日、「中国では汚水を原材料にしたリサイクル食用油が食べられている」というニュースに寄せられた日本人の厳しいコメントに、ネット上では多くの中国人が「そう思う」と共感している。写真は04年11月、江蘇省蘇州市で摘発されたリサイクル食用油製造拠点。

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2010年3月23日、「中国人は下水道を流れる汚水や生ゴミを原材料にしたリサイクル食用油(地溝油)を年間300万トンも食べている」という衝撃的ニュースは日本でも大々的に報道された。このニュースに関して日本人ユーザーは「中国人の生存力はゴキブリ並み」とネット上で痛烈に批判。中国のニュースサイト・環球網が実施した調査によると、中国人ユーザーの多くはこうした日本人の反応を「もっともだ」と考えていることがわかった。

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リサイクル食用油のニュースが日本でも報道されると、「もし核戦争が起こったら、この地球上で生き残れるのはゴキブリと中国人だけ」といった痛烈なコメントが殺到。「中国食品を輸入するな」という過激なものまで寄せられた。

こうした日本人の反応について環球網が23日午前11時までに実施したネット調査によると、69.2%のユーザーが「日本人の非難は理解できる」と回答。「日本人のコメントは確かに痛烈。だが真実をとらえている」、「スーダンレッド(発がん性着色料)にメラミン(毒ミルク事件)、そしてリサイクル食用油!ゴキブリより我々のほうが断然強いぞ!」という意見もあり、「今回ばかりは日本人のコメントに反論する気にならない。彼らの言うことは間違っていないからだ」と認めた形に。

さらに81.9%の中国人ユーザーが「中国は食の安全性に問題があり不安だ」と感じており、「当局の安全管理体制に問題がある」との日本人の指摘や「汚水や生ごみをバイオ燃料にリサイクルしてはどうか?」という日本人の提案も「当局は真剣に取り組むべきだ」としている。(翻訳・編集/本郷)

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